最近流行のポイント投資。
最たるは楽天証券&楽天ポイントのコンボだと思うので、実際どれくらいお得なのか計算してみた。
前提
- 普段の生活だけで500ポイント/月が溜まる
- 年利5%が20年続く
- 福利は全て再投資
- 積立NISAを想定し、投資先は投資信託とし、一度も売却しないルール
- 1ポイント=1円相当とする
- 所得税などの考慮はしないものとする
シミュレート
前提をもとに、投資に対して利益がいくらになるか算出してみました。
2年目以降は、前年の累計額にその年の総投資と複利を含めて計算しています。
年 | 投資累計額(円) | 累計利益(円) |
1 | 6,300 | 300 |
2 | 12,915 | 915 |
3 | 19,861 | 1,861 |
4 | 27,154 | 3,154 |
5 | 34,811 | 4,811 |
6 | 42,852 | 6,852 |
7 | 51,295 | 9,295 |
8 | 60,159 | 12,159 |
9 | 69,467 | 15,467 |
10 | 79,241 | 19,241 |
11 | 89,503 | 23,503 |
12 | 100,278 | 28,278 |
13 | 111,592 | 33,592 |
14 | 123,471 | 39,471 |
15 | 135,945 | 45,945 |
16 | 149,042 | 53,042 |
17 | 162,794 | 60,794 |
18 | 177,234 | 69,234 |
19 | 192,396 | 78,396 |
20 | 208,316 | 88,316 |
考察
そもそも500ポイント手に入れることが難しいって感じる人もいるかもですが、そんな事はないです。
例えば、次のような場合。
- 楽天証券で積立NISAをしていて、毎月3万円ずつ積立て → 300ポイント付与
- 西友ネットスーパーで食料品を毎週5千円ずつ購入 → 50ポイント×4週で200ポイント付与
特別な事はしてないけど、生活しているだけでポイントが付与されます。
大袈裟な言い方かもしれないけど、労働0時間なので不労所得です。
さて、年間6千円で年利5%なので、単体で見たら利益は300円ぽっち。
これだとやらなくても良いかなと思う人もいるでしょうが、積立と複利は長い期間こそが強み。
- 6年目時点で年間投資額に相当する利益が出ている
- 8年目時点で累計利益が1万円を突破
- 12年目時点で投資累計額が10万円を突破
シミュレート最終の20年目を見てみると、投資累計額が20万円を突破し、累計利益は約9万円。
コロナ禍で国から出された給付金が10万円なのだから、これはデカイ。
厳密計算すると少し違うけど、20年目における1ポイントの価値は複利があるため1.6円相当となる。
約1.5倍の価値になるなら、やらないという選択肢は無いだろう。
結論
お得だとは聞いていたが、本当にお得。
お得というか、儲かる。
- ポイントは買い物で使わず投資へ回す
- 楽天経済圏(今回は証券とポイント)は大きな魅力がある
- ちりも積もれば山となる